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赤坂 博美; 下野 貢
技術研究会報告 (文部省国立天文台・電気通信大学), p.281 - 284, 1997/03
トカマク型核融合試験装置(JT-60)の運転は、放電シーケンス制御機能に組み込まれている論理演算部分「シーケンスロジック」により行われている。そのシーケンスロジックの追加・修正作業やシーケンス進行状況のトレースを効率良く行えるようにするための各種支援ツールをワークステーション上に構築した。内容は次の3つの項目に分類できる。(1)放電シーケンスロジック情報からワークステーション上にロジック図を自動作成するツールの開発。(2)シーケンスロジックを実行形式へ変換でき、また、ロジックの追加・修正が容易に行えるツールの開発。(3)シーケンスロジックの進行状況が容易に把握でき、異常時の原因同定が素早く行えるツールの開発。本報告では、編集ツール、トレースツール及び今後の方針について報告する。